「東大話法」の安冨氏の講談社+α新書第二作。第一作は既に読んでいる。 あとがきによれば、著者が「私」自身を視点として描く歴史の試みということで、世代的にそれほど変わらない私としては、 ここで書かれていることがある程度体験的にわかる。 自分たちがどういう抑圧の下で育ったのかを振り返るのに良い本である。 抑圧や隠蔽は今も溢れており、それを打破するのは気が遠くなるほど難しい、ということを思い起こさせてくれる。
著者 | 安冨 歩 |
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ライター | 窪田 順生(まさき) |
シリーズ | 講談社+α新書 |
発行所 | 講談社 |
電子書籍 | |
電子書籍刊行 | 2013/08/01 |
電子書籍底本刊行 | 2013/06 |
入手 | 電子書籍書店 honto で購入 |
読了 | 2022/02/02 |
「東大話法」の安冨氏の講談社+α新書第二作。第一作は既に読んでいる。 あとがきによれば、著者が「私」自身を視点として描く歴史の試みということで、世代的にそれほど変わらない私としては、 ここで書かれていることがある程度体験的にわかる。 自分たちがどういう抑圧の下で育ったのかを振り返るのに良い本である。 抑圧や隠蔽は今も溢れており、それを打破するのは気が遠くなるほど難しい、ということを思い起こさせてくれる。