名探偵コナン 食欲の秋特集

• 坂田祐介：大阪府警刑事
• 長尾英敏：第１の被害者
• 西口多代：第２の被害者
• 野安和人：第３の被害者
• 郷司宗太郎：府議会議員
• 岡崎澄江：第４の被害者
• 沼淵己一郎：逃走中の強盗殺人犯

概要はすでに書いたので、 ここでは舞台となっている場所を地図を見ながら追ってゆく。

最初、コナンら一行がいるのは通天閣で、浪速区（最寄り駅は恵美須町）。次の、うどん屋、タコ焼き屋は場所不明。 しかし、最後のお好み焼き屋は心斎橋（最寄り駅は心斎橋）近くということなので、ミナミの周辺を回っていたのであろう。

次に出てくる東尻署は架空の警察署。東尻は「イーストエンド」の訳だと思うので、大阪市の東の端ということで無理やり現実に当てはめると、 東成警察署（最寄り駅は今里）あたりか。

岡崎が殺された西都マンションは、御堂筋とか四ツ橋筋とか言っているので、大阪中心部のどこかである。

門真運転免許試験場は、実際に門真市一番町に存在し、最寄り駅は古川橋。

府立中之島図書館も実在し、最寄り駅は「なにわ橋」「淀屋橋」「大江橋」。

そこから大滝警部らが向かう箕面の滝はだいぶん離れていて、箕面市の山の中（最寄り駅は箕面）。

最後の郷司議員宅はどこかよくわからない。

(1) 平次が、小五郎、蘭、コナンを連れて大阪を案内している。まず、うどんを食べる。蘭「薄味だけどおいしー♡」 小五郎「味がせん…」。

(2) 次は、タコ焼き。小五郎「うめぇじゃねーか」。

(3) そして、お好み焼き。平次「お好み焼きはオカズやぞ？」。

• 磯上海蔵：映画監督
• 伊東基伝：映画助監督
• 北浦京吾：原作者
• 川端四朗：プロデューサー

小五郎、蘭、コナンは、食事券が使えると思ってやってきた中華街で、日祝日はその券は使えないとわかる。 券が使えないと言われて、思わず蘭が空手の技を出動してしてしまうのだが、その技を見て、ある映画のプロデューサーの川端が 御馳走するよと声をかける。ちょうどヒロイン役が骨折して、アクションができる女の子を探していたところだったのだ。

蘭らが映画製作者たちと食事をしていると、突然、川端が苦しみだして死んだ。青酸カリによる窒息死だった。 毒はおしぼり、箸、皿から発見された。

川端が死ぬ前に、蘭と川端が話をしているとき、蘭が川端のスープをこぼして川端のジーパンを汚すということがあった。 川端はおしぼりでそれを拭いていた。ところが、ジーパンの染みには毒がついていない一方、毒の付いたおしぼりには スープが付いていた。

コナンは、眠りの小五郎推理ショーで犯人を明らかにする。犯人は磯上だった。磯上は、北京ダックが来る直前に 回るテーブルの裏に毒を塗り、それを川端に触らせるようにした。おしぼりは、もともと磯上のもので、毒を塗るのに使った。 それにスープを付けたうえで、川端が倒れた後で、川端のおしぼりとすり替えたのだった。動機は、川端が １年前にある女優を見殺しにしたことだった。

最後の場面で、蘭が熱で朦朧として倒れ、次のエピソードに続く。

横浜の中華街の店で会食。北京ダックなどが出てくる。川端「ここの店の北京ダックは最高でしてな！」。

そのほか、机の上にあった料理は、小籠包、酢豚、皮蛋（ピータン）、かに玉、青椒肉絲、回鍋肉。

舞台が横浜なので、神奈川県警の横溝重悟警部が捜査に当たる。

• 明石寛人：テニスインストラクター
• 明石巌夫：寛人の養父

園子と蘭が軽井沢にテニスに行くのに小五郎、コナンもついて行く。しかし、雨になったので釣りをしていると、車が流される。 しょうがないので、近くの民家に行くと、そこは明石寛人の家だった。園子の別荘に行く道もふさがっていることがわかり、 泊めてもらうことになる。

蘭とコナンが、２階で食事をしていた巌夫の食器を取りに行く。すると、巌夫が首を吊って死んでいた。 遺体の右の奥歯が抜けていてそこから出血していた。抜けた歯は、夕食の食べかけのカレーの中にあった。

犯人は寛人だった。寛人は巌夫にロープを咥えさせて吊るしたのだった。寛人は、巌夫の力が尽きるまでの時間稼ぎができることを使って、 自分のアリバイを作ったのだった。ロープが口から抜けた拍子に歯が抜けたのだった。動機は、巌夫が自分と妻をこき使ってきたことで、 妻が死ぬ一因になっていたことだった。

舞台は軽井沢の山奥である。

寛人の作ったカレーを食べさせてもらう。小五郎「こりゃうめぇ～!!レストラン並だ!!しかもこのピリ辛具合がオレ好みだぜ！」

• 小倉功雅：ラーメン店店長
• 大橋彩代：ラーメン店アルバイト
• 西津徳盛：不動産会社社長
• 谷中篤：理髪店店長

概要はすでに書いたので、 ここでは最重要だった証拠についてまとめる。

それは谷中の所持していた眼鏡で、フレームに毒が付いていた。谷中は、犯行後に自分の眼鏡とすり替えていた。 谷中は、散髪中に西津の眼鏡のフレームの手で触るところに毒を塗っておいた。外が寒いので、 西津がラーメン店に入るときに眼鏡が曇るはずで、それを拭くために眼鏡を持った時に西津の手に毒がつくことになる。 その手で割り箸を触ったので、西津は中毒死してしまった。

杯戸商店街の「ラーメン小倉」で、小五郎とコナンがラーメンを食べる。 メンマたっぷりの「閻魔大王ラーメン」(600円) がここの名物。小五郎・コナン「うんめェ～!!!」。

季節は、ラーメン店に入ったとたんに眼鏡が曇るということから、冬なのであろう。

エピソードの最後に、「ラーメン小倉」は米花町に移転する。

• 北見沙弥：タレント
• 庄野杏奈：タレント

概要はすでに書いたので、 ここでは、北見の誤解の原因となった暗号についてまとめておく。

ケーキバイキング会場の場面で、庄野が北見に「あなた…私のブログ見てないの？私…知っちゃったのよ… あなたのひ・み・つ…」と言う。

そのブログのポイントは、本棚の写真で「君にふる」という漫画が巻の順番に並んでいないことである。 左から 11, 36, 25, 20, 12, 26, 29, 11, 2 の順である。これは几帳面な庄野にしてはおかしい。 これは五十音を数字を置き換えただけの暗号で、「サヤノトシハ29サイ」ということだった。

北見は、その隣にあった漫画「恋のヒット＆ラン」が轢き逃げを意味するのだと思い込んだ。 実際にはそれには意味がなかったのだ。

ホテルのケーキバイキングに阿笠博士と少年探偵団が来ている場面から始まる。 灰原「博士は２個までよ…」。元太「うめぇ!!」。