名探偵コナン 脇田兼則特集

• RUM 候補（概要、脇田兼則）

ここでは、蛋白質分解酵素（プロテアーゼ）についてまとめておく。

推理の中で、生姜と大根には蛋白質を分解するプロテアーゼが含まれていて、服に付いた 血を落とすのに使えるという話が出てくる。一口にプロテアーゼといってもいろいろな種類のものがある。 しかも、一つの生物が一種類のプロテアーゼしか持っていないわけでもない。生姜に含まれるプロテアーゼとして有名なものには、 zingipain もしくは zingibain と呼ばれるシステインプロテアーゼがある。 大根に含まれるプロテアーゼはちょっとネット検索しただけでははっきりとはわからなかったが、少なくとも その中には、 カテプシン B 様のシステインプロテアーゼがあるようだ（ただし、子葉から抽出したと書いてあるので、 根にあるかどうかは不明）。

• 修学旅行（概要）
• RUM 候補（概要、水飲み鳥、若狭留美・黒田兵衛・脇田兼則）

ここでは、マリアちゃんのおばあちゃんがマリアちゃんのために作った道しるべを順にまとめておく。

1. 玄関に矢印が書かれた紙が置いてあった。矢印の示す方向にまっすぐ進むと寝室の鏡台に至った。
2. 鏡台には鏡を使うことを暗示した文章が書かれた紙と矢印が貼り付けてあった。鏡に映った矢印が示す方向に進むと、 書斎があって本棚が倒れていた。
3. 本棚を戻すと、本を整理することを指示した紙があった。マンガ本をきれいに順番に並べると、 下向きの矢印が浮き出た。そこで、地下の真下の部屋に行ってみると、そこは子供用の寝室だった。
4. 寝室のサイドテーブルには、手元のライトを点けるよう指示した紙があった。落ちたり倒れたりしているものを もとあった場所に戻して、照明をライトだけにすると矢印が浮かび上がった。それが指す方に行くと洗面所があった。
5. 洗面所には水飲み鳥のおもちゃがあり、世話をしろという指示が書かれている紙があった。 コップに水を入れてその水越しに見た矢印が指す方に行くと、その部屋の中でマリアちゃんが眠っていた。

• 冬2020（概要、諸伏高明・安室透）

ここでは脇田兼則の行動をまとめる。

小五郎に長野県からの事件依頼があり、４人で来てくれとのことだったが、蘭と園子が行けなくなったので、 安室透と脇田兼則が同行することになる。あと一人は、いつものようにコナンである。

４人と日原泰生（にちはらたいせい）のお別れ会の会に来ていた５人は、山奥の教会で一晩を過ごす羽目になる。 脇田の前半部での役回りは、芝居がかった台詞を言うことである。外界と遮断されたことが分かった時は、 「だってこの状況はミステリーの定番中の定番…連続殺人が起きやすい…まさに「雪山の山荘」ですからねぇ…」 と言う。和田が殺害されて、小五郎を皆に紹介するときは「何を隠そうこのお方は泣く子も眠る名探偵… 毛利小五郎…人呼んで眠りの小五郎たァこのお方のことよォ!!」と言う。

脇田の後半部での役回りは、うまいタイミングで合いの手を入れて物語を進めていくことである。 真相を暴く場面では、小五郎、安室、脇田、コナンが適当に入れ替わりながら犯人を追い詰める。

• 97～99巻（概要、小五郎の行動）

これも脇田兼則の行動をまとめる。

沖野ヨーコが毛利小五郎に密室殺人事件を解いてほしいと事務所に来る。小五郎がお腹をこわして トイレに入ったその時、脇田兼則が寿司を持って現れる。小五郎がなかなかトイレから出て来ないので、 ヨーコ、蘭、コナンは寿司を食べ始めるとともに、脇田、コナン、蘭はヨーコから事件の詳しい話を 聞き出す。

コナンが被害者の貫康が出した暗号を解いた結果を披露し始めるが、あんまり小学生っぽくなくなって きたので、脇田が後を引き継ぐ。暗号の内容が「HELP。屋根裏部屋にいる。犯人は緋美。」であったことを 明かす。さらに進んで、コナンと脇田は関係者の行動の意味を推理して、その結果を交互に披露する。

最後に、脇田はコナンに将棋の駒が無くなったことが気にならないか、と意味ありげに訊く。

• ジム・メイソン：FBI 捜査官、暗号の考案者
• チェン：FBI 捜査官、暗号の考案者
• マーク：FBI 捜査官、殺されたトニーの弟

FBI の捜査官が黒の組織によって次々に殺されている。それに気づいたコナンがとりあえず 工藤邸に戻ると、FBI 捜査官たちが拠点を変える途中で臨時に集結していた。

暗号が読まれたと分かった FBI は、その暗号を使いキャメルとマークを囮にして 黒の組織をおびき寄せようとするが、それも黒の組織に読まれて、逆に FBI 捜査官が黒の組織に次々に撃たれる。

キャメルとマークは逃げ出すが、マークが助手席の右のドア越しに腿を撃たれる。キャメルはマークを 道路脇に置いて一人で車で逃げることにする。キャメルは、黒の組織に追われて、海ボタルのトンネルを抜けたところで海に落ちる。 キャメルは車から脱出して、泳いで海猿島にたどり着く。しかし、キャメルが服を乾かすためにおこした火が ジンに見つかってしまう。黒の組織の主要メンバー（ジン、ウォッカ、ベルモット、キール、キャンティ、コルン）は 海猿島に上陸して、キャメルを探す。黒の組織の追及は厳しく、海猿島に火をかけられ、キャメルは桟橋に追い詰められる。 キャメルは、そこでキャンティに撃たれるが、防弾チョッキ代わりに装着していたコピー用紙のおかげで 死は免れ、泳いで帰還する。一方、消防艇が来たので、黒の組織も撤退する。

黒の組織の裏で指示を出していた RUM は、物語の最後で変装し、脇田兼則として「いろは寿司」に出勤する。