スマホアプリ「名探偵コナン」のクリスマス特集に掲載されている2つのエピソードのメモ。
著者 | 青山 剛昌 |
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シリーズ | 少年サンデーコミックス |
発行所 | 小学館 |
電子書籍 | |
掲載時期 | 2019/12/20--2019/12/26(公式アプリ) |
入手 | 名探偵コナン公式アプリ |
読了 | 2019/12/21 |
スマホアプリ「名探偵コナン」のクリスマス特集に掲載されている2つのエピソードのメモ。
巻 | 事件名 | Files | 登場人物 | 事件の概要 or 関連事項 | トリック |
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5 | カラオケボックス殺人事件 | 6 カラオケ殺人!、7 自殺か他殺か?、8 歌に秘められた謎、9 すれちがい… |
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掲載順としては、「山荘包帯男殺人事件」と 「江戸川コナン誘拐事件」の間にはさまれた事件である。 園子は、木村達也のライブの打ち上げのカラオケに参加できることになって、蘭とコナンを誘う。 行って見ると、バンドの木村、芝崎、山田、寺原がカラオケをしている。木村は、酔って周囲の人々に毒づいている。 木村は、ツアーの後でバンドを抜けるという。それで雰囲気が悪くなっているときに、木村は持ち歌の「血まみれのビーナス」を熱唱する。 木村が、歌の後でおにぎりを食べているとき、急に血を吐いて死ぬ。青酸カリによる毒殺だった。 木村の車から青酸カリが見つかったことから、はじめ自殺と見られた。しかし、コナンはそうでないことに気付いた。 コナンは、工藤新一の声で、犯人は寺原だと言い当てた。彼女は、木村のジャンパーの裏側に毒を塗っておいたのだった。 すると、「血まみれのビーナス」の振り付けにしたがってジャンパーを脱げば、右手に毒が付くことになる。 寺原は、木村のことを好きだったのに木村に何度もバカにされたと思って殺したのだった。 ところが、コナンは、木村がずっと寺原を愛していたのだと見抜いた。新曲には木村の寺原へのメッセージが込められていた。 悲しいすれちがいだった。 |
毒の塗り場所 |
24 | 暗闇の中の死角 | 3 あと半年…、4 闇の中…、5 信じられぬ接点、6 最後の心 |
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新出智明先生の初登場回。新出先生は、ここでは本人だが、このあとしばらくはベルモットの変装になっている。 いつから変装になったのかは明確ではないが、 このブログによると、二度目に登場した 26 巻の「命がけの復活」から そうなっているとのこと。しかし、より詳しい考察によれば、26 巻の段階ではそうでない可能性が高い。 27 巻の「バトルゲームの罠」の最後で、変装になっていることが仄めかされ、 29 巻の「謎めいた乗客」で、読者には変装であることが明かされる。 変装は、42 巻の「黒の組織と真っ向勝負」まで続く。 毛利小五郎が新出医院で義輝先生にお酒を少し控えろと言われる。義輝先生は、小五郎が有名な探偵であることに気付き、 自宅での夕食に誘う。 夕食の最中、いきなり停電になる。お手伝いのひかるがブレーカーを上げに行って、電気が戻った後で、風呂場にいるはずの義輝の様子を 皆で見に行くと、義輝が浴槽内で死んでいた。髭剃りの延長コードが湯につかったための感電死だった。事故死のように見えたが、 コナンは、電気髭剃りのスイッチが OFF になっていることに気付く。 犯人は妻の陽子だった。陽子は電話をしていたので一見アリバイが成立しているかに見えたが、コードレスの子機と携帯電話を使って、 固定電話から離れて犯行に及んでいた。いったん停電にして暗闇の中でコードを浴槽に入れて、他の人がブレーカーを上げたときに 感電するという仕掛けだ。動機は、義輝が女にだらしなかったこと。前妻の千晶が死んだのも、義輝の女好きに嫌気がさして、 酒におぼれたせいだった。 |
電話を使ったアリバイトリック |